2011年2月18日金曜日

Microsoft、『BPOS』スイートの国際展開を拡大

Microsoft は4月中に、クラウドベースの業務アプリケーション スイート『Business Productivity Online Suite』(BPOS) の提供先として、新たに17の国と地域を加え、13種の言語にも新規対応すると発表した。加えて、米国の顧客の一部は、同オンライン スイートで音声通話を利用できるようになったという。

今回の件は、14日に『Online Services Team Blog』の投稿で明らかになったものだ。

Microsoft の Online Services 広報担当 Josh Topal 氏は、Blog 投稿の中で次のように述べている。「(今回の国際展開により) BPOS は39の国と地域で利用可能になる。BPOS を構成する製品は最大45種類の言語でローカライズが行なわれ、また『Microsoft Online Customer Portal』は18の異なる言語でローカライズした」

BPOS は、『Exchange Online』『SharePoint Online』『Office Communications Online』『Office Live Meeting』から成るスイート製品だ。

Microsoft は BPOS サービスの提供地域として、すでに展開済みの国や地域に加え、チェコ共和国、ギリシャ、ハンガリー、イスラエル、ポーランドなどで提供が始まったと述べている。さらに4月中には、ブラジル、チリ、コロンビア、メキシコ、ペルー、プエルトリコを含む8つの国と地域で提供が始まる。

すでに展開済みの国と地域は、オーストラリア、オーストリア、カナダ、フランス、ドイツ、インド、アイルランド、イタリア、日本、オランダ、ノルウェー、ポルトガル、シンガポール、スペイン、スウェーデン、スイス、英国、および米国などがある。

このほか、『BPOS Dedicated』を使用している米国拠点の顧客は、Office Communications Online とパソコン、そしてブロードバンド接続を用い、音声通話ができるようになったという。

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引用元:三國志 専門サイト

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